学習障害の中で、言語の理解や表現は可能だが書くことに困難さがあるもの。 【DSM-Ⅳによる診断基準】 ●個別施行による標準化検査(あるいは書字能力の機能的評価)で測定された書字能力が,その人の生活年齢,測定された知能,年齢相応の教育の程度に応じて期待されるものより十分に低い。 ●基準Aの障害が文章を書くことを必要とする学業成績や日常の活動(例:文法的に正しい文や構成された短い記事を書くこと)を著名に妨害している。 ●感覚器の欠陥が存在する場合、書字能力の困難が通常それに伴うものより過剰である。