40〜60歳前後に発症する、痴呆を主な症状とする器質精神病を総じて「初老期痴呆」という。生理的加齢変化よりも顕著な大脳の萎縮がみられる。代表的なものにアルツハイマー病、ピック病、クロイツフェルト・ヤコブ病などがある。