緘黙症

正常に話す事が出来るにも関わらず、全生活場面もしくは一部の限定された生活場面において話さなくなる状態を「緘黙症」という。有病率は児童の0.2%ほどといわれる。
【分類】
<全緘黙>
あらゆる生活場面において全く話す事をしない状態
<場面緘黙>
精神的ショックや著しい環境の変化により、特定の場所や状況でのみ話せなくなる状況。場所や状況だけではなく、特定の人物に対して話さなくなることもある。原因は多くが入園や入学といった環境の変化、新たな生活場面の獲得、新たな対人関係の発生といったことによるもの。
【原因】
●緊張しやすい、傷付きやすい、臆病といった性格的問題
●過保護、過干渉、抑圧的環境、家庭不和、親の情緒的、性格的問題

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