ストレスを原因とした大腸を中心とする腸管の機能異常が見られる慢性疾患.有病率は人口の約20%と言われ、自律神経失調症状や心悸亢進、また抑うつ症状や不眠を伴う場合が多い. 【症状】 ●下痢(緊張やストレスがかかると腹部の不快感や痛みに襲われる.男性に多い) ●便秘(腹部の違和感、不快感を感じるが便が出ない、または少ない.女性に多い) ●下痢と便秘(下痢と便秘の症状が交互に訪れる) ●ガス過多