摂食障害
過度のストレスや環境への不適応、家族や周囲とのコミュニケーションの欠如や不和を誘因として発症する食に関する障害を総じて「摂食障害」と呼ぶ。
【症状】
<拒食症>(神経性食思不振症)
●食事の量が極端に減る。
●ダイエットブーム等による痩身願望の影響が色濃く、特定の低カロリー食品しかとりたがらない傾向にある。
●食後に嘔吐する事が多く、胃酸の逆流により歯のエナメル質が溶ける事がある。
●元の体重の15%以上の減少が見られると拒食症と診断される。体重の極度の減少があるものの活動意欲は上昇する。
●食物、料理への関心が高まる
●自傷行為
●無月経
●低血圧・低血糖
●低カリウム血症
稀に死亡例もある為、早期の診断及び治療が必須
<過食症>(神経性大食症)
●極度の大食
●抑うつ症状
●活動意欲の低下
●引きこもり
●退行
●不整脈
過食と拒食を繰り返すものもあり、この場合一見して身体的変化が見られない為他者が病気に気付く事はない。
【治療】
精神療法・行動療法・薬物療法・家族療法