不安神経症(パニック障害)

不安を前景とする神経症の一つ。明らかな誘発要因がないのにも関わらず強い不安が生じ、それにより発作的な身体症状に見舞われる。
【症状】
突如強い不安感に襲われ呼吸の乱れ・動悸・寒気・発汗や手足のしびれ、吐き気等を感じ、死んでしまうのではないか、発狂してしまうのではないかというような恐怖に襲われる。時には口の中が乾いたり胃腸の働きが不調になったりといった身体症状が生じる事もある。こうした症状は短時間で治まるが、また同じ症状を繰り返すのではないかという危惧がさらなる予期不安を生み、外出恐怖・乗物恐怖・広場恐怖を伴う(広場恐怖については別項で解説)。

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