脳に器質的な変化、障害が起こった為に様々な精神症状がみられるものを総じて「器質性精神障害」という。脳腫瘍、頭部外傷、脳血管障害、脳の変性疾患などがその要因となると考えられている。そうした脳の器質的損傷、変化により痴呆、せん妄、巣症状、躁うつ病といった症状が現れる。